ネットでの誹謗中傷は現代において社会問題にまで発展しています。だれでも気軽にSNSや2chなどの掲示板に匿名で投稿出来るようになったからです。そんなネットの誹謗中傷の一番の解決策は相手にしないことではないでしょうか。
ネット上の誹謗中傷は相手にしないのが一番いい方法!?その理由は?
何かで批判を受けてしまい、とても腹が立った時にはどのような解決方法があるでしょうか。
普通は我慢をせずにこちらの主張を述べる、あるいは楽しいことや気分転換になることをする、そして友人などに話を聞いてもらうという方法が、かなり効果を奏するはずです。
しかしネットで誹謗中傷を受けた場合、この時の解決方法はどうすればいいのでしょう。
ネットの場合は、相手に対して反論しても必ずしも効果的ではありません。
むしろそれにつけ込まれてしまうこともあり、怒りの応酬になることもあります。
しかも書き込みが残るため拡散されやすく、新たな火種ともなりかねません。
このような時は、まず相手の書き込みをじっくり分析し、それに応じた対策を立てます。
ネットの反論は批判もあれば、単なる誹謗中傷、荒らしのこともあります。
そのどちらかなのかをまず判断し、それに応じた対策を立てるようにすればよいのです。
それではこの両者は、どのような点で違うのでしょうか。
まず批判はあなたの書き込みの間違いやよくない部分を指摘して、なおかつ評価することです。
つまりいい部分はいい、悪い部分はよくないという意見のことです。
このような指摘は、むしろ前向きに捉えるべきです。
自分に対するアドバイスでもあるので、今後ネットで意見する時の改善にも役立ちます。
一方で誹謗中傷ですが、こちらは根拠のない意見、単なる罵詈雑言といったことが多く、あなたに取ってはさほどのメリットはありません。
ですからこのような書き込みは、相手にしないようにしましょう。
なまじ気にしたりすると、あなたに取ってのダメージになり、ストレスがたまるもとになってしまいます。
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批判は受け入れ、誹謗中傷は無視すること
相手が具体的、かつ建設的にアドバイスをしてくれると、自分を見直すきっかけになりますし、物の見方もまた変わってくるはずです。
たとえば自分はこう考えていたが、他の角度から見たらこうなるとか、違う立場の人から見たらこうなるとか、学ぶべきことも多いのです。
また自分は正しいと思っていても、知らないうちに他人を傷つけるような発言をしていたこともあり、その点では批判は自分のためにとても役に立ちますし、感謝するべき相手でもあります。
しかし誹謗中傷、これは無視していいでしょう。
単なる悪口や揶揄であれば、こちらも相手にしない方がいいからです。
こういう人は精神面で幼く、要は子供が自分の言うことを聞いてくれない大人に刃向かうようなものです。
いわゆる「かまってちゃん」と考えるようにするといいでしょう。
これは相手が個人の場合のみならず、集団で誹謗中傷をするのも根本的には同じです。
くれぐれもネット上で反撃はしないようにしましょう。
要は馬鹿だアホだと書かれても、突き詰めればお前の頭は俺より劣っているのだと言っているのと同じです。
実際面識も何もない人が、そのようなことがわかるはずはありません。
それどころかあなたの意見に対して嫉妬しているとか、コンプレックスを抱えたりしていることも多いのです。
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誹謗中傷したがる人の心理とは
2chというネット掲示板があります。
今は名称が変わっていますが、今なお2chで通用することが多いです。
これにも誹謗中傷が書き込まれていることがよくあります。
しかし同じ2chで「争いは同じレベルの者同士でしか発生しない」という言葉が、しばしばアスキーアートと共に書き込まれていることがあります。
また「荒らしは無視されることが嫌い」とも言われます。
要は誹謗中傷を行う人は、無視してしまうのが一番いいのです。
大人が悪口を言う子供を相手にしなかったり、どう見ても自分とはちょっと違う人の言葉を、適度にスルーするような感じで、相手にしないでおくことが最もいい方法です。
また誹謗中傷にあれこれ応じるのは、ストレスのもとのみならず時間の無駄です。
私たちは仕事をし、家事をし、あるいは勉強をしなければならないのです。
そもそもいくら相手が言ってこようが、それに反応するしないを決めるのはあなたです。
当分冷却期間を設けるのもいいでしょう。
数日ほど放っておけば、こちらも何とも思わなくなりますし、相手も諦めることもあるのです。
これもまた、大人が子供の悪口を真に受けないのと同じです。
そして、こういう形で攻撃してくる人はどのような心理状態なのか、それを見極めるようにしましょう。
攻撃する人は大抵コンプレックスを抱えていたり、自分をよく見られたい、あるいは自分の評価を高めたいと考えていたりしていて、それをネット上で実現したいわけです。
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誹謗中傷をうまくスルーできる方法とは
しかしこういう人たちは、自分でそのコンプレックスを処理することができません。
そのため他人の意見にあれこれ言うことで、自分こそが正義だと思い込みたいわけです。
つまりその人に取ってネット上の書き込みは仮想敵であり、それにとやかく言うことで優越感に浸りたいのだともいえます。
優越感に浸ることで、自分のコンプレックスはいくらか薄れて行きます。
また自分の評価も上がるのだと思い、それが本人に取ってはかなりの快感となるのです。そのためあなたがその人に反撃をすると、その人のプライドに傷がつき、さらに攻撃がエスカレートしてしまいます。
こういう人たちはつまるところ、誹謗中傷をして相手が反撃するのを期待しているわけです。
考えようによっては、その程度のことに夢中になるほど、日常が楽しくないのだと捉えることもできます。
何度も書きますが、こういう人たちはスルーしてしまうのが一番いい方法です。
基本的に「かまってちゃん」なわけですから、かまわないのがベストです。
「荒らしは放置が嫌い」というのも、本人にしてみればせっかく荒らしたのに、それに誰も食いついて来ないので、かなり寂しく思っているはずです。
もちろんネットだけでなく、私たちの身の回りには様々な批判や誹謗中傷があります。
普段仕事をしていて、あるいは家事をしていて感じることも多いでしょう。
そのような時には怒りをうまく静めることにより、冷静に物事を解決するようにしたいものです。
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